-新緑通りの通所施設-
Facility Along Shinryoku Street
街に拓けた障がい者デイサービス兼事務所



Information
竣工予定/2022年
所在地/帯広市
用途/事務所兼障がい者デイサービス
床面積/199㎡
構造/木造二階建て
Concept
交通量が多く、商業施設が点在する敷地に、障がい者デイサービス兼オフィスを建築するプロジェクト。
もしかすると、障がい者に対するネガティブなイメージは未だに無くなっていないのかもしれない。
そのような考え方を拭い去るような、街並みできらりと輝く「街のアイコン」としての建築を目指した。
内部空間については、1階通所施設、2階オフィス共、各々木造で80㎡近いワンルーム空間が求められた。
空間中心に構造壁(センターコア)を挿入することで、大空間ながら耐震等級2相当を担保し、空間に多様性が生まれた。
街並みに対して開放的なプランでありながらも、各開口部の位置と高さ、建築から張り出した壁、
ルーバー、小さな塀を設置し、適切に処理することで、周辺の飲食店や住宅からの視線を気にせずに利用できるように設計している。
この建築が利用者、介護職員、周辺住人、その他大勢の心を弾ませる役割をしてくれると嬉しい。
建築には心を動かす力があると考えている。